

Practice makes perfect
An essay published in the Fukui Shimbun-Newspaper, on 24 February 2016 When meeting someone for the first time and asked what my hobbies are, I have difficulty answering. I recognize that I have a lot of hobbies, and as my interests range widely, I have trouble explaining where my hobbies end, and when they become a profession. As I am an artist, I will say that "creating works of art" is my profession, but it is also the ultimate hobby. The reason is, because while a "hobby"


エッセー「習うより慣れろ」
福井新聞「リレーエッセー つらつら紡ぐ」に寄稿しました。 <2016年2月24日掲載> 「習うより慣れろ」 美術作家・湊 七雄 初対面の会話で趣味を尋ねられると答えに困ってしまう。私は多趣味を自認していて興味の範囲が多方面におよぶので、どこまでが趣味で、どこからが専門という説明が難しい。美術作家なので「作品づくり」は専門としておくが、それは究極の趣味でもある。「趣味」とは専門としてではなく楽しみとして取り組むものとされるが、作品づくりに楽しみや歓びが伴わなければ私たちの仕事は成立しないからだ。(もちろん苦しみに満ちている場合もあるが) ともあれ数ある趣味の中で最も実用的なのが「料理」で、共働きの我が家の場合は結構役に立つ。周りの美術作家仲間には食いしん坊が多く、当然の事ながら料理への関心も高い。例えば、本場のスパイスを独自ブレンドしたカレーや板前さながらの包丁さばきが冴えるお造りなど、みんな結構本格的に作るので、どうしてもライバル心が働いて「負けられない!」となる。 先頃、知人を自宅に招いた際に料理の腕をえらく褒めていただいた。そして料理の習得方